勇気ある行動
その後、自宅へ帰ったXingyiさん。
彼はこの袋に詰められている犬の写真を撮影後、
「犬が生き物として扱われないまま格安な商品のように販売されていた」と世界中に伝えました。
恐ろしい現実を知るにはXingyiさんのように発信してくれる誰かがいないと、
誰も知らないまま時間だけが過ぎていきます。
Xingyiさんは、この犬に「Doggo」という新しい名前をつけました。
これから幸せな人生を送っていけるようにという気持ちを込めたそうです。
食材として売られていた当時、つけられていたのは値段や食材名だったのでしょう。
しかし、命ある生物として自分自身の名前をつけてもらう事ができました。
新しい暮らし
自宅はペット禁止なので、Doggoは現在Xingyiさんの仕事場で飼われています。
しかし犬が仕事場を荒らすせいで、同僚は不満を持っているそうです。
父親が取った行動に娘のDanielleさんは、「パパの正直なところが自慢なの。」と話しています。
本当に素晴らしいお父さんですね。
今回の事でXingyiさんは1匹の命を助けるだけではなく、現実を世界へ伝えて命の大切さを訴えました。
犬食文化について考えさせられるきっかけとなるかもしれません。
ただ、文化の違いなのでなかなかお互いに協力するというのは難しいかもしれません。
世界中に動物愛護の気持ちが広がっていくことを願います。
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