自分の車を犠牲に
長原さんはトラックの運転手が危険な状況だと判断し、「蘇生しなければ」と思いました。
そのためにはトラックを止める必要があり、
彼はとっさに自分の車を犠牲にしてトラックを止めようと試みました。
自分の車を壊してでも止めて人を救うなんて、素晴らしい人だと思います。とっさにできるのがすごいですね。 →通勤中に“奇跡の連携” 暴走トラック自車にぶつけ停止→運転手救出→心臓マッサージ 3人に感謝状(千葉日報オンライン) https://t.co/Ofro53Ffv7
— 研究学園の生活 (@Science_City_) June 20, 2017
長原さんはトラックの前に入り、急ブレーキを踏んだのです。
その衝撃により、トラックは停止しました。
車から降り、彼はトラックの発煙筒を取り出して後続車を誘導して、119番通報をしました。
それから事故現場にたまたま通りがかった看護師の伊藤都さんと、
長原さんの同僚である小島聡さん2人の協力でトラックから運転手を救出しました。
看護師の伊藤さんは呼吸をしていないトラックの運転手を助けるため、心臓マッサージを行いました。
奇跡の回復
伊藤さんは救急車が到着するまでの20分間、懸命に心臓マッサージをし続けました。
救急車が到着後、トラックの運転手はドクターヘリによって日医大千葉北総病院へ搬送されていきました。
病院で治療を受けた運転手は一命を取り止め、会話ができるまで回復しました。
運転手の担当医によると、
「助かったとしても良くて植物状態のケースだったにも関わらず、完璧な心臓マッサージを施した結果、“奇跡”のような回復がみられた」とのこと。
3人の迅速な行動と、「助けたい」という強い気持ちが生んだ奇跡でした。
ネットの反応
このニュースが報道されると、ネット上で彼ら3人の行動を称賛する声が多く寄せられました。
すごい、これは真似できんなあ。トラックを止める判断つけられる気がしない。よほどゆるゆるのスピードなら考えるかもだが。しかし同僚と看護師が通りかかって救助に参加とかすげえなこれ。 / “通勤中“奇跡の連携” 暴走するトラック目撃 …” https://t.co/Q1BwRzBYHz
— (Ǝ)ɐsıɥıɥso⅄ ouɐɓnS (@koshian) June 21, 2017
これは本当にすごい! 「自分の車をあきらめようと思った」。感動。日本も捨てたもんじゃない。
通勤中“奇跡の連携” 暴走するトラック目撃 自車にぶつけ停止、救出 看護師が心臓マッサージ 3人に印西署が感謝状 https://t.co/3aywy5DbCn— 伊藤伸@著書「あなたも当たるかもしれない、「くじ引き民主主義」の時代へ~」出版 (@Ito53Shin) June 21, 2017
自身の車を盾にして運転手を助けた長原さんは、
「トラックの運転手には家族がいたそうなので、助かってよかった。たまたま居合わせた3人、人生不思議なこともあるんだと思いました」と、感慨深く語りました。
彼の行動に対して感謝状が贈られましたが、
ネット上では「彼に新車をあげて」といった声もあがっています。
命がけでトラックを停めた長原さん、的確な心臓マッサージを行った伊藤さん、
運転手をトラックから救出した小島さん。
この3人の誰かが欠けていたら、きっと運転手さんは助からなかったでしょう。
3人の行動に改めて拍手を送りましょう。
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