お礼を伝える
初めの夜を乗り越えて、一週間が経ちました。
ヒロはどうにか立ち上がり、餌を自力で食べられるまでに…。
ふらつきながらもヒロが一番初めにしたことは介護してくれたスタッフにすり寄り、
お礼を伝えることでした。
「ヒロは大変な経験をしたのに、とても愛情深いのです。話しかけると喉を鳴らし、ハグを要求します」
と、スタッフの方は語ります。
さらに数週間が経ち、信じられない回復力でスタッフ全員を驚かせたそうです。
その後養育主さんに預けられたヒロは、まるで子猫のようにはしゃいでいたそうです。
そして2ヶ月ほどで体は完全に回復。
里親さんの家へ旅立つ日がやって来ました。
旅立ちの時
新しい家に旅立つヒロの前途を祝いながら、スタッフのみなさんは涙を流して見送ったそうです。
優し人達のおかげで幸せに巡り合えたヒロ。
「彼はひどい状態で保護されましたが、強い意思で生き残りました。私たちはヒロの元気な姿に、心から幸せを感じています」
と語るスタッフさん。
これからは里親さんの元で、いつまでも幸せに暮らして欲しいですね。
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出典：Facebook
