メキシコに住むフリアン・リオス・カントゥ君の母親は、末期の乳がんと宣告されました。
まだ13歳のフリアン君には、それは大きな衝撃でした。
もし病気を早期発見できたなら、
化学療法を受けられたかもしれないし治ったかもしれないとフリアン君は思い悩みました。
しかし、フリアン君の母親の症状はすでにかなり進行していました。
奇跡的に命は助かったものの、彼の母親は両方の乳房を切除することになってしまいました。
乳房をなくしたことに苦しむ母を見て、彼はある決心をします。
世の中の女性のために少しでも早く乳がんを特定し、
一人でも多くの命を救えるような仕組みを作ろうと思ったのです。
わずか13歳の少年に何ができるというのでしょう。
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