生まれつき小脳性発育不全で歩こうとすると体がぐらぐらと揺れ、
上手く歩けないハーマンという猫がいます。

彼はアゴが歪んでおり、下の牙がいつもむき出しの状態。
そして目も悪く、視野の一部が見えていなかもしれないそうです。
そんなハーマンの元々の飼い主さんは最初こそ懸命に彼を支えていましたが、
2013年8月に「ハーマンの世話に疲れてしまった」と言い、動物保護団体に彼を引き渡してしまいました。
ハーマンは保護団体に引き取られてから2年もの間、引き取り手が現れませんでした。

そんなハーマンを引き取ったのは、“ミロズサンクチュアリ”という保護施設でした。
彼の噂を聞きつけたこの施設スタッフは、すぐに引き取ることを決めたのです。
ハーマンがこの施設で今はどのように暮らしているのか、次のページで詳しくご紹介いたします。
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