世界には紛争や迫害から逃れ、避難を余儀なくされている難民が数多くいるといわれています。
現在レバノンには、人口の約3分の1にあたる100万人以上の難民がいるそうです。
苦しい難民生活
アブドゥルさんもその1人で、レバノンの首都ベイルートで難民生活を送っていました。
彼は9歳の息子と4歳の娘を育てるシングルファーザーです。
生計を立てるため、彼は危険な路上で停車している車の間を歩き回ってペンを売っていました。

この状況をジャーナリストが撮影し、その写真はネット上に広まりました。
そして、それが人権活動家のギスール・シモナーソンさんの目に止まりました。
彼はtwitterの力を借りてアブドゥルさんを探しました。
Gotten a lot of requests to help this man and his daughter. Anyone know people in Beirut able to locate him? #BuyPenspic.twitter.com/KOz4mjW1rd
— Gissur Simonarson 🇮🇸🇺🇦🏴 (@GissiSim) August 25, 2015
この、ギスールさんとの出会いがアブドゥルさんの運命を変えていきます。
このお話の続きは、次のページにてご紹介いたします。
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