3度の出産と劣悪な環境…母犬の我が子を思う悲痛な願いに涙が止まらない・・・

3度目の出産

そんな辛い思いでいたナナは、

3度目の出産で授かった9匹の子犬たちこそなんとかして無事に育てたいと思っていました。

しかし、やはり飼い主の協力は得られません。

最低の環境で子育てをしなくてはならなかったのです。

飼い主たちはそんな犬たちを捨てて引越しをしようと考えていました。

飼い主はナナと生まれたばかりの9匹の子犬たち、

それに妊娠中の若いメス犬をすべて譲渡する旨をFacebookに書き込みました。

近所の住人たちはそれを見るとすぐに連絡を取り、犬たちを保護しました。

動物保護団体の「Staffers at Faithful Friends animal san actuary(FFAS)」も動き出し、

犬たちの保護に乗り出しました。

土の上に無造作に転がった子犬たちには、毛布さえもない生活。

そんな環境から抜け出す時がきたのです。

新しい世界

妊娠した子犬は、隣人が引き取ることになりました。

そして、ナナと生まれたばかりの9匹の子犬は動物保護団体に託されました。

子犬たちは乳離れをするまで、FFASの庇護下に入ることになりました。

子犬たちは新しい人生を歩むためにそれぞれ名前をもらいました。

それぞれピーターパンのキャラクターの名前でした。

これから新しい人生の冒険の旅に出る、そんな願いを込めてつけられた名前です。

こんなに小さかった子犬たちが…。

こんなに大きくなりました。

そして、いよいよそれぞれの道を行く時がやってきました。

それぞれの旅立ち

ナナと子犬たちは、

保護団体である「Mr.Bones&Co.」の拠点であるニューヨークに行くことになりました。

そこから、それぞれ臨時の里親たちの元へ旅立っていきました。

そしてナナの番になった時、ナナはスタッフの腕の中で安心した表情を見せました。

子犬を守りきった安堵感がほっとした表情をみせたのでしょう。

これからは、優しい飼い主の元で幸せな犬として過ごして欲しいですね。

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出典:The Dodo/Mr Bones & Co.

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