忘れ物のカバン
ティムさんはバスを停車させると、「忘れ物のカバンが見当たらないか」と乗客に声をかけました。
そして運転席から降り、座席の下を一列ずつ点検する“ふり”をしたのです。
そして、あの男の子と男性の元へ。
ティムさんは座席の下を確認するふりをして、男の子の格好を確認しました。
男の子は青いズボンに赤いサンダルと、警察に説明された通りの格好だったのです。
これにより、この男の子が誘拐された子だと確信したティムさんは運転席に戻り、
カバンを探すふりをしながら、こっそりと警察に連絡したのです。
次のバス停で
その後ティムさんはバスを発車させ、次のバス停へ向かいました。
そしてそこには、ティムさんの連絡を受けて駆け付けた警察が犯人を待ち構えていました。
乗客が降りるのを待ち、その後警察はバスに乗り込んで誘拐犯を逮捕。
男の子は無事保護されました。
ティムさんが機転を利かせたお陰で、男の子は無事に保護されて犯人は逮捕されました。
ティムさんはこの時のことを、
「誘拐されていたのが自分の子どもだったかもしれない。全ての父親がするべきことを僕はしただけ」
だと語りました。
この様な行動を取れる方はなかなかいないでしょう。
ティムさんはまさに父親の鑑です。
バスの運転手の迅速な行動によって誘拐された男の子が助かるという、まるでドラマのようなお話でした。
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出典：YouTube
