世界遺産『吉野山』の桜!薄紅色が山の一面を埋め尽くす絶景に息を飲む・・・

奈良県にある吉野山。

世界遺産に指定されている「吉野の千本桜」は日本の誇りでもあり、

昔から多くの歌人や俳人が吉野山の桜を歌に詠んでいます。

中学生になると勉強する“奥の細道”の俳人、松尾芭蕉も次のような俳句を詠んでいます。

「よし野にて桜みせふぞ檜の木笠」

(訳:ひの木の笠よ私を吉野に連れて行っておくれ、桜を見せてあげるから)

昔の人は旅をする際に檜の笠を被っていますが、

その笠に話しかけるほど吉野山の桜に会いに行くのが楽しみなのですね。

そんな昔から人の心を魅了している吉野山ですが、4月に入り見頃の時期がやってきました。

現在は約3万本もの桜が自生しており、種類は200を超えているとか。

日本人の心を揺さぶる「吉野山の桜」の絶景を、次のページからご紹介いたします。

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