この猫が猫用グッズと共に捨てられていた理由はあまりにも身勝手な人間のエゴによるものだった…!

写真の拡散

猫の保護活動している団体「Flat Area Team for Cats'(FAT Cats)」は、

Facebookにこの写真を投稿し注意を呼びかけました。

この猫を見かけたら保護の支援をしてもらえるように、という願いから写真は拡散されました。

この猫は、ノストランド通りに捨てられていたので『ノストランド』と名付けられます。

ノストランドは街路清掃車の音に驚き、逃げ出してしまいました。

FAT Catsはとても結束の強いコミュニテイで、

苦しんでいる動物や助けが必要な動物を見つけたらインターネットに投稿して、

互いに知らせ合うようにしていきます。

また、ブルックリンの猫の避妊去勢手術を施す運動も支援しています。

団体の創設者であるチャンプさんはノストランドの目撃情報を聞くと、

FAT Catsのメンバーと共に彼を保護する準備に取り掛かりました。

発見

探し始めて数日経ったある日曜日の朝、ノストランドはカレン・オーさんの裏庭に現れました。

カレンさんは以前、猫の救済活動にも参加していたその道のプロです。

きっと神様が、ノストランドをカレンさんの元に導いたのでしょう。

ノストランドは保護されてすぐ、動物病院に連れて行かれました。

個体識別(身元証明)のためのマイクロチップは装着されていませんでしたが、

ノストランドは健康な1歳のオス猫だとわかりました。

検査のための採血もおとなしくさせるなど、動物病院にとって世話のかからない理想的な猫でした。

捨てられた理由

では何故ノストランドは捨てられてしまったのでしょう。

それにはこの地域特有の理由があると言います。

ニューヨークでは、動物の去勢手術の費用がとても高額なのだそうです。

そのためお金に余裕のない人はそれまでただ「かわいいから」と飼っていた子猫を、

避妊手術の必要な年頃になると路上に捨ててしまうのだそうです。

そしてまた、子猫を飼うということが多いのだそうです。

ノストランドはFAT Catsにより無事に保護され、去勢手術も受けることができました。

コミュニテイの活動のおかげでノストランドの命は救われました。

今後は一生飼ってくれるような里親を募集するそうです。

今度こそ、優しい飼い主さんに巡り合ってほしいものですね。

「ブルックリン地区全体が人の出入りが激しい地区です。
しかし、転出の時はペットを一緒に連れて行くことを第一に考えてほしいですね。」

チャップリンさんはこのように話しています。

飼えない理由があるのならせめて飼い主を探すとか何か他の方法を考えてほしいですね。

ペットも生き物です。

しかもそれまで家族として一緒に生活をしてきた仲間です。

安易に「捨てる」という選択肢だけは選んで欲しくないですね。

出典:Hearts Of Pets

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