大学生の伊賀崎俊さんはその日、
家庭教師のアルバイトの仕事を終えて自宅に帰るために北総線の新鎌ヶ谷駅へと向かっていました。
駅のホームに到着したのが午前0時20分。
その日はさっきまで雷雨だったせいか、いつもなら5分前に到着している電車はまだ来ていません。
ダイヤの乱れが続いていたようです。
電車を待つ間、俊さんは携帯でメールを見ていました。
目の前を酔っ払いの男性が通ります。
その瞬間、男性が崩れるようにして1メートル下の線路に落ちたのです。
しかし、ホームにいる乗客は誰一人として男性を助けようとはしません。
そこで俊さんは予想外の行動に移ります。
その行動についてと事の顛末は、次のページにて詳しくお伝えいたします。
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