末期ガンの少女は猫と一緒に暮らすことを願った→優しい少女の死を目前にした中で家族に託した想いに涙・・・

猫と過ごしたい

カイリーちゃんは幼くしてガンを患った女の子です。

長い間入院生活を続けてきたカイリーちゃんは、最期の時を自宅で過ごすため退院することに。

家に着いたカイリーちゃんは、猫と一緒に過ごしたいと両親に頼みました。

両親は地元の保護施設『Angels Among Us Pet Rescue』に事情を話し、

子猫のエリザを一時的に預かってきました。

エリザと初めて会ったカイリーちゃんは、満面の笑みを浮かべました。

カイリーちゃんの幸せそうな笑顔は、ともすれば暗くなりがちな家の中を明るく照らしました。

寄り添い続ける猫

エリザの方は家に来たばかりで何もわからないはずなのに、

まるでカイリーちゃんが病気だとわかっているようでした。

エリザはすぐにカイリーちゃんの腕の中で丸くなると、

2日半の間ほとんど離れることもなくカイリーちゃんに寄り添い続けました。

カイリーちゃんが薬を飲む時間だけは、カイリーちゃんの兄弟がエリザと遊ぼうとしました。

しかし、エリザはすぐにカイリーちゃんのベッドに戻っていったそうです。

「エリザはカイリーを愛することに全力を注いでいました。
それはカイリーの心に安らぎを与えてくれました。
ふたりが寄り添う姿は本当に美しいものでした」

ロビンさんはこのように語っています。

少女が残してくれたもの

カイリーちゃんは自分の最期を感じながら、

エリザを正式な家族として迎えてあげることはできないかと考えていました。

カイリーちゃんは、「私がいなくなってもずっとエリザの面倒を見てあげてね」と家族に頼みました。

家族はカイリーちゃんの最後の日に、そばについているのがエリザの役目だと思っていました。

しかし、エリザの使命はそれだけではなかったのです。

カイリーちゃんが亡くなった後、

愛情深いエリザはカイリーちゃんにしてあげたように泣き続けるロビンさんの腕の中で丸くなり、

喉を鳴らし続けたのだそうです。

「カイリーは私たちにエリザを世話してほしいと頼みましたが、本当は私の悲しみを癒すためにエリザを残していったのかもしれんません」

ロビンさんはエリザに心を癒され、徐々にカイリーちゃんとの別れを受け入れつつあります。

家族はカイリーちゃんが残していったエリザのおかげで、再び前を向いて歩き始めることができました。

天国にいるカイリーちゃんも、家族の笑顔に嬉しそうに微笑んでいることでしょうね。

出典:Facebook

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