開花した才能
ロン君はもともと野良猫でした。
生後6ヶ月の時に他の野良猫たちと一緒に保護され、この動物病院で療養していました。
そんなある日の事、体重が10キロはあろうかという大型の猫が病院に搬送。
獣医が猫を治療しようと近づこうとしますが、猫は怯えているのかとても興奮し、攻撃的で手が出せません。
「これでは治療が出来ない…」と獣医が困っているその時、ロン君が部屋に入って来ました。
次の瞬間、ロン君は急に大型の猫の上に乗っかったのです。
「これではロン君が怪我をする！」
そう思った獣医でしたが、大型の猫は暴れる様子がありません。
そして数分後、なんと大型猫は喉を気持ちよさそうに鳴らし、ロン君とじゃれる程落ち着きました！
その様子を見ていた病院スタッフは「ロン君には動物を癒す力がある」と気付き、
その才能を生かすべく「セラピー猫」として病院スタッフの仲間入りを果たしたのです。
「そばにいるから大丈夫にゃ～」
こちらは、弱っているワンちゃんのそばに寄り添っているロン君の姿。
ワンちゃんの背に前脚をつけ、「大丈夫にゃ～」と言っているかのようです。
そしてこちらは治療中の猫。
これもロン君は背中側に寄り添い、静かに猫を見つけています。
後ろから温かさを感じると、安心しますよね。
治療中の動物以外にも、ロン君の癒し効果はばっちりです。
こちらのワンちゃん、ケージに入った時は怯えていたようですがロン君を一緒に入れてあげたところ、
このように落ち着いた様子で一緒に過ごしていたそうです。
動画はこちら！
ロン君、ただ寄り添うだけではありません。
動物の状況に応じて、態度やしぐさを変えているのだそうです。
こちらは治療中の動物の足をペロペロ舐め、くっついている姿の動画です。
治療でつらい時、こんな風にそばにいてくれたらホッとしますよね。
いかがでしたか？
自分が病気で寝込んだ時、
家族や友人が近くにいてくれるだけでなんだか安心したりする経験、ありますよね？
きっと動物だって同じです。
そんな動物たちの繊細な気持ちを感じて癒してくれるロン君。
これからもその才能を生かして、たくさんの動物の支えになって欲しいですね！
出典：Facebook
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