日本昔話には、恩返しの物語がよくあります。
「ツルの恩返し」など、心の優しい主人公が助けた動物に助けられる話です。
似たようなお話が、アメリカのジョージア州で現実にありました。

ご覧のワンちゃんは、3歳のシェパードミックスで名前を「カイリー」と言います。
この子は、里親さんが見つからなければ殺処分になってしまうところでした。
しかし、里親さんになってくれる人は現れません。
それはカイリーが以前に虐待をされており、この体験がこの子の性格を人間不信にしてしまったからです。

「もし、知らない人がカイリーに触れようとすると、この子は噛みつこうとするのです」
カイリーの世話をしていたジャクリーン・ベルさんは、カイリーの様子を説明しました。
果たして、「人に噛みつく」という致命的な欠点を持ってしまったカイリーは優しい人に助けられ、
その人に恩返しをすることが出来るのでしょうか。
カイリーの運命については、次のページにてご覧ください。