虹と雷と飛行機
世界では今、
ドイツで撮影されたという虹と雷と飛行機が全部重なった1枚の写真が大きな話題になっています。
こちらの写真は虹が出ている中、雷が飛行機に落ちる瞬間を偶然にも撮影されたものです。
この写真を撮影したのはドイツ人で写真家のバーク・モビウスさん。
去年の8月にドイツのタウシャにある飛行場から撮影したそうです。
ちなみに乗客は全員無事だったそうです。
それにしても凄い偶然ですよね。
このような出来事が起こるだけならまだしも、それを撮影した方がいるということにも驚きです。
特に虹に雷が重なっていることはわかりやすいですが、飛行機が確認しにくいですからね。
飛行機への落雷
注意深く見ると、わずかに機体が見えます。
雷の光が途切れているのが飛行機です。
それにしても、虹に雷が重なるということだけでも凄いことですよね。
どうやら飛行機への落雷はあまり珍しくはないようです。
ただ機内の乗員乗客は機体の中でしっかり保護され、
雷は飛行機の外壁を通り抜けていくため、基本的に安全なようです。
場合によっては落雷で翼に傷がついたり、通信機器や計器類の一部が損傷することもあるようです。
しかし到着後に整備と点検をしっかりと行えば、それほど問題にはならないそうです。
スタティック・ディスチャージャー
また主翼や尾翼には、
スタティック・ディスチャージャーという細い針のようなものが取り付けられています。
雷は尖っている部分から抜けていく傾向があるとのことで、
放電装置として20~30本ほど設置されているそうです。
だから飛行機に雷が落ちてきても平気だったのですね。
今回の写真を最初に見た時は飛行機に雷が落ちてるんじゃないかとビックリしましたが、
飛行機ってやっぱり凄いですよね。
また飛行機だけでなく、
雷が鳴った時に車に乗っている場合は外に出ずに車中にいる方が安全だと言われます。
雷が鳴っていると思わず逃げ出したくなるかもしれませんが、大人しくしているのが一番ですね。
【関連記事】
*4年ぶりに『夜の虹』を観測!「幸せを招く」「願いが叶う」と言われる神秘的な月虹をご覧ください・・・
*早朝の空に不死鳥出現!?とある1枚の朝日を撮影した写真が神々しいと話題に…!
*つい拝みたくなってしまう神秘的な1枚!縁起物同士が1枚の写真で見事な共演を果たす・・・
*巨大な笠雲によって富士山の上に富士山が出現!さらに海外でも不思議な雲が現れた・・・