倒れた飼い主を、雪が舞う中で愛犬が20時間温め続けたおかげで男性の命が救われる…!

愛犬の助け

「一体どうなってしまったのか」

混乱の中で助けを求めた彼ですが、隣家までの距離は最短でも500メートル。

助けを求める声は到底届きませんでした。

絶望的な中飼い主の一大事を嗅ぎつけたのか、愛犬のケルシーが駆けつけてきました。

ボブさんの異変を察したケルシーは彼の体の上に身を横たえ、助けを呼ぼうと必死に吠え始めたのです。

keru2

そしてだんだん冷えきっていくボブさんの体を温めてくれたのです。

「なんとか耐えて生き延びたい。ここで眠ったらおしまいだ」

ケルシーは、う思っていたボブさんの顔や手を舐め、

睡魔に襲われていく彼を励まし続けました。

生死の境

すでに夜は明けて、迎えた新しい年も日が暮れようとしていました。

助けは現れず、誰にも気づかれないまま時間ばかりが経って行きました。

生き延びるために気を張っていたボブさんもついに限界を超え、意識を失いました。

しかしケルシーは諦めず、飼い主の危機を知らせるためひたすら吠え続けました。

ケルシーの必死の鳴き声で隣人が気づいたのは午後の6時半を回った頃でした。

keru3

ようやくマクラーレン北部病院に運ばれた時、ボブさんは低体温状態でした。

寄り添ってくれた犬

ボブさんは転倒の衝撃で首の骨が折れ、ヘルニアを発症していました。

そのヘルニアが脊髄を圧迫し、足の麻痺も引き起こしていた可能性がありました。

すぐに緊急手術の開始です。

そのころになるとボブさんは意識を回復します。

彼はあんな寒い中にいたにもかかわらず、自分が凍傷になっていないことを知りました。

ケルシーが一度も離れる事もなくボブさんを温め続けたおかげでした。

自分を温めてくれている愛犬の姿を思い、ボブさんは胸が熱くなったといいます。

永遠の感謝

手術の結果、ボブさんは奇跡的に体が動くようになりました。

まだまだ長いリハビリが必要ですが、回復のスピードは早いといいます。

keru4

ボブさんは氷点下の気温の中で自分に寄り添い、

吠え続けて助けを呼んでくれた愛犬のケルシーに永遠の感謝を忘れないと語っています。

ケルシーがいなければボブさんの命はなかったかも知れないのですからね。

keru5

ボブさんと名犬ケルシーの動画もご覧ください。

気に入ったらいいね!してね♪

出典:Mclalen/YouTube

【関連記事】

氷の池に落ちた犬に噛み付かれながらも裸になって懸命に救おうとした男性!その結末は・・・

冷たい雨に打たれ、凍って動けなくなった子猫を保護し、20分温め続けた結果…!

気温0度の中、凍った鉄パイプに足が貼り付いて飛べなくなったスズメを救ったおじいさん!その光景に心温まる・・・

マイナス39度の極寒の中、列車のエンジンの隙間で凍り付いていた猫は車掌さんの心温まる行動で死の淵から救われた…!

史上最悪の猛吹雪が発生したトルコ→野良の動物たちを守るため、ショッピングモールが店舗を開放!

1 2