大切な家族
救急隊員に最期の望みはないかと尋ねられた被害者の男性はこう答えたそうです。
「家族と話したい」
救急隊員は男性の携帯電話を探し出しました。
すると幸いなことに、携帯電話は通話が可能な状態だったので彼の家族に電話をかけました。
しかし時間は夜中の3時過ぎ。
この時間帯に電話に出る人はそうはいません。
数回電話をかけた後、
被害者の男性は救急隊員に「もういいです、ありがとう」と告げ、息を引き取りました。
救急隊員の思いやり
事故に遭った男性は静かに息を引き取りその数分後、救急隊員が持つ携帯電話に着信がありました。
携帯電話に表示されているのは、救急隊員が先ほどかけたナンバーです。
そして電話にでた救急隊員はこの携帯電話の持ち主が交通事故に遭ったこと、
そしてその人は即死だったことを伝えました。
もし男性が息を引き取る前に「家族と話したい」と望んだことを告げてしまうと、
家族はすぐに電話にでなかったことを悔やんでしまう。
「悲しみだけでなく深い後悔を背負わせてしまうことになる」
そう思い、事実を伝えるのは控えたのです。
人は当たり前に普段の生活を送っていますが、
時にその当たり前の生活に突然終わりがきてしまうことがあるのです。
それは誰にも予想できないことです。
『当たり前』がどれほど幸せか、
そして普段から『当たり前に一緒にいる家族』の大切さを意識することで、
後悔の少ない人生を送れるかもしれませんね。
出典:Academic BOX
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