猫の赤ちゃん
ある日、タイで小さな猫の赤ちゃんがある一家によって偶然発見されました。
その後、猫の赤ちゃんは動物レスキュー団体によって保護されました。
この子猫が発見された時、子猫の近くに母猫の気配は全くなく、
子猫は1匹だけの状態で路上に横たわっていたそうです。
ひとりぼっちでどこか寂しそうです。
その子猫が施設で診察を受けたところ、
子猫はヤマネコの一種である「スナドリネコ」というだということが分かりました。
ちなみにスナドリネコは、大きくなると家猫の約2倍ほどの大きさになるそうです。
スナドリネコ
こちらは大人のスナドリネコの参考画像です。
スナドリネコは猫としては珍しく水を好んでいるのですが、
彼らの生息地は東南アジアでの池や沼の汚染のため、スナドリネコは絶滅する可能性の高い猫だそうです。
子猫の母親は以前施設で保護され、その後野生へ返されてたことが判明します。
施設の方々は、
その母猫が子育てする場所を探しているうちに子猫を見失ってしまった可能性が高いとみています。
施設の方々は子猫の母猫の捜索を始めました。
これはヤマネコの生存率が母猫の有無に左右されるためです。
ところが、施設の方々がどれだけ捜索しても母親が姿を現すことは無かったそうです。
その後
母猫がなかなか発見できないため、施設の方々は自分達で子猫を育てることにしました。
立派なスナドリネコに成長して欲しい、という思いで子猫にミルクを与え続けました。
その後、この子猫には「シンバ」と名付けられました。
現在も施設でスクスクと成長していて、
母猫がいない彼が立派なスナドリネコになれるように施設の方々は懸命に子育てに取り組んでいるそうです。
最初にシンバが保護されたばかりの時は、どこか危なっかしい放っておけない感じがしました。
しかし、徐々に成長していく彼を見て安心しました。
これからも元気に成長していってもらいたいものです。
出典:ペット日和
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