横たわる「猫」
そこには、推定1歳くらいのサイズの猫の姿。
しかし、その体にはあるべきものがありません。
なんと電線が切れことにより感電し、その衝撃で両前脚と尻尾を失い、
息も絶え絶えに地面に横たわっていたのです。

Walaiさんは急いで猫を抱き上げ、動物病院へ。
瀕死状態の小さな命を絶やさぬよう、献身的に尽くしました。
そしてこの猫が強く生きていけるよう「エイブル(Able=できる)」と名付け、家族として迎え入れたのです。
エイブルの元気が戻ると、Walaiさんとエイブルとのリハビリ生活がスタートしました。
乗り越えたハンディキャップ
Walaiさんの家に来たばかりの頃は、動くことさえも大変そうにしていたエイブル。
しかしWalaiさんと息子のCopterさんの手厚いお世話によって、
2年後には見違えるほどに元気に動き回れるようになりました!

自力で動けるようになってからは他の猫と同じようなスピードで歩き、
外出やジャンプも問題なくこなしています。
両前脚がないため
「エイブルの歩き方はティラノサウルスやカンガルーみたいだ」と言われているようですが懸命に、
そして楽しそうに動き回るエイブルの姿は人々の心を温かくしてくれます。
自由に動き回るエイブルの姿がこちらです!
大切な家族
Walaiさんの息子Copterさんはエイブルについてこう話します。
「エイブルは、家族の一員です。
私はエイブルにとって兄のような存在。
毎朝私を起こしに寝室まで階段を上がってくるんですよ。」

両前脚がなくとも自由に動き回れるようになったエイブル。
Walaiさん家族のお世話と、エイブルの頑張りが今回の結果へと結びつきました。
「(~することが)できる」という意味をもつエイブルの名前。
これからも、家族と共に幸せな日々を送ることが「できる」でしょう。
毎日が幸せであることを祈っています!
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