「怒られて育った子供」と「叱られて育った子供」の違いに思わず言葉を失う・・・

言葉の違い

怒るしつけと叱るしつけの前に、まずは「怒る」と「叱る」言葉の意味をご紹介します。

子どもの教育に最適なのはどちかなのか。

ニュアンスの違いにも注目しながら考えてみましょう。

怒る

怒る=自分の怒りを相手にぶつける。

例えば相手が自分を貶めたり、または悪影響を与える場合。

相手が自分の指示通りに動いてくれない場合。

自分の不服をぶつける行為として相手を怒ります。

自分の感情を優先してしまいがちです。

叱る

叱る=相手を教育する

相手が自分を含めた『誰か』を貶めたり、悪影響を与えている場合。

相手が自分の指示通りに動いてくれない場合、それが相手の為にならないと分かった時、

相手の為を想って注意や指摘をする行為のこと。

重大性を声を荒げる等、行為を交えて説明することもあります。

周囲や相手の為を想っていることが前提です。

同時に、何がいけなかったのか具体的に説明する必要があります。

使い分け

「怒る」と「叱る」。

意味の重なるところもありますが、この二つは根本が違います。

その違いをわかりやすく映像化した動画が世界中で話題となっています。

30秒という短い尺の中に、同じパターンで2種類のストーリーが収まっています。

下記の解説と共にご視聴ください。

怒るしつけ

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前半、壁に落書きをしている息子見つけたお父さん。

息子の体を乱暴に揺さぶり、「ダメだ!」と頭ごなしに怒りますが、

何がいけないのか説明することなく「部屋に戻りなさい」と命令。

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終始息子は怯えるだけでした。

そして「怒る」しつけを受けた男の子は、

お絵かき中に自分の紙を使ってしまった女の子に向かって「ダメ!それはぼくの!」と怒鳴り、

クレヨンを取り上げてしまいました。

女の子は泣き出します。

叱るしつけ

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後半、壁に落書きをしていた息子を見つけたお父さん。

子どもに目線を合わせ冷静に問いかけます。

「絵は壁じゃなく紙に描くものなんだ。ちゃんとキレイにして、紙を取ってこよう。分かったね?」

息子は納得し、笑顔で落書きを消し始めました。

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お絵かき中、自分の紙を使ってしまった女の子には

「はい、こっちの紙に描いてね」と新しい紙を差し出しました。

健康的な心を育てるには感情をむき出しにするのではなく、

どうこう理由で何がいけなかったのかをしっかり教えることが大切ですね。

出典:YouTube

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