この犬の名前は「パドレ」。
かつて、人間の家族のもとで飼われていた飼い犬です。

しかし、その体は病魔に蝕まれていました。
病名は「変性性脊髄症」。
この病気は、痛みを伴わずにゆっくりと進行する脊髄の病気。
この病気にかかるとその多くが片側の後ろ足からの麻痺で始まり、
後ろの両足、両前足、そして脳幹まで達すると呼吸困難や嚥下困難となります。
パドレの病気を知った飼い主は日に日に動けなくなることを知ると、
無情にもカナダのオンタリオ州にあるシェルターへパドレ持ち込みました。

病気で下半身の自由がきかなくなり、家族さえも失ったパドレ。
このままシェルターで最期を迎えてしまうのでしょうか?
パドレの運命は、次のページにてご覧ください。
1 2