一度見た景色をインプット
フリーハンドにも関わらず、まるで写真のような精巧で緻密な絵を描く福島尚さん。
彼が絵を描く時の特徴はフリーハンドというだけではありません。
もうひとつの大きな特徴であり驚くべき才能、
それは見本となる景色は頭の中に記憶しているということです。
これほどまでに精巧な絵でありながら、描く時に見本とするのは記憶した『一度だけ観た景色』なのです。
リアルな電車の車体や線路はもちろん遠近感や陰影など、どれをとっても『凄い!』の一言に尽きます。
土や石、空もさることながら車窓に反射している景色に至るまで、まさに『完全再現』です!
納得いく色が出るまで…
福島さんは、平日の昼間は知的障害があるために福祉作業所に通っているそうですが、
その後キャンバスに毎日のように行っているそうです。
そして絵を描く時には、自分のイメージに合う色を出すために幾度となく絵の具を混ぜ、
そして塗っては乾かし…を何度も続けるそうです。
このようにしてリアルな絵が生まれるのですが…。
これを下書きもなしに絵の具で直接描き出すというのですから、ただただ驚くばかりです。
福島さんの描く絵に魅了される人が増えているそうです。
これほどまでに精巧で緻密な絵を描くことは類い稀な才能です。
福島さんの今後の活躍が楽しみです!
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