一度見た記憶を頼りに描かれた写真と見間違うほどの絵!自閉症を抱えた福島尚さんの作品6選

一度見た景色をインプット

フリーハンドにも関わらず、まるで写真のような精巧で緻密な絵を描く福島尚さん。

彼が絵を描く時の特徴はフリーハンドというだけではありません。

もうひとつの大きな特徴であり驚くべき才能、

それは見本となる景色は頭の中に記憶しているということです。

これほどまでに精巧な絵でありながら、描く時に見本とするのは記憶した『一度だけ観た景色』なのです。

nao1 nao2

リアルな電車の車体や線路はもちろん遠近感や陰影など、どれをとっても『凄い!』の一言に尽きます。

nao3 nao4

土や石、空もさることながら車窓に反射している景色に至るまで、まさに『完全再現』です!

納得いく色が出るまで…

福島さんは、平日の昼間は知的障害があるために福祉作業所に通っているそうですが、

その後キャンバスに毎日のように行っているそうです。

そして絵を描く時には、自分のイメージに合う色を出すために幾度となく絵の具を混ぜ、

そして塗っては乾かし…を何度も続けるそうです。

nao5

このようにしてリアルな絵が生まれるのですが…。

nao6

これを下書きもなしに絵の具で直接描き出すというのですから、ただただ驚くばかりです。

nao7

福島さんの描く絵に魅了される人が増えているそうです。

これほどまでに精巧で緻密な絵を描くことは類い稀な才能です。

福島さんの今後の活躍が楽しみです!

出典:福島尚作品集/NHKさいたま

【関連記事】

説明されるまで真相に気づけない!ペンで描いているように思えるこの芸術の正体は…?

芸術の都フィレンツェで驚きのセッション!1人のアジア人青年が飛び入り参加した結果・・・

その似顔絵には失格のブザーが鳴らされてしまった→なのにその後、衝撃の神業が炸裂する!

木と樹脂で作られた指輪の中に広がる小さな美しい世界に思わずうっとり・・・

「ゴマ」で『ヘビ』を作った東京藝術大学の学生の神業が凄まじすぎると話題に!

1 2