野生のコヨーテ
ニューヨークを拠点として活躍されている写真家のカラッツさん。
ある日、自宅の庭でなんとコヨーテを目撃しました。
そのコヨーテは野生でしたが、意外な姿を写真に収めることに成功しました。
水色の物体はカラッツさんが愛犬用で庭に置いていた犬用のおもちゃです。
野生のコヨーテはこれに興味を示しました。
なんとコヨーテはおもちゃに近づき、匂いを嗅いだ後そのまま口にくわえました。
そして、コヨーテはそのおもちゃを空に向かって投げて楽しそうに遊び始めたといいます。
そんな珍しい姿を、写真家であるカラッツさんは逃さず急いで写真に収めました。
無邪気なコヨーテ
その時に撮られた写真がこちらになります。
コヨーテといえば、「凶暴」であったり「危険」といったような怖い印象をもたれがちです。
しかし、この写真のコヨーテは犬のように無邪気に遊んでいるのです。
コヨーテはおもちゃをくわえてから10分たったくらいから、
そのおもちゃを投げてはくわえるといった動作を繰り返し行っていたそうです。
そしてその後満足したのか、コヨーテはおもちゃをくわえたままどこかへといってしまったとのこと。
なおコヨーテについて、カラッツさんはこのように語っています。
「実は、以前にも一度自宅の庭からおもちゃが消えたことがありました。
もしかすると、コヨーテが庭にやって来ておもちゃで遊んだのは今回が初めてではなかったのかもしれません。」
遊ぶのが好き
カラッツさんはコヨーテと出会ったことで、
野生の動物もペットとして飼われている動物と同じように遊ぶことが大好きだ、
という事を改めて知ったといいます。
野生の動物も飼われている動物も同じ動物に違いはありません。
野生のコヨーテが、犬や猫と同じように無邪気な一面を持っていてもおかしくはありませんよね。
弱肉強食という厳しい世界で生きる野生の動物たちですから、
常に警戒心を持っていてそのために凶暴と恐れられることが多いのかもしれません。
しかし、その生存競争を少しでも離れている間は野生の動物たちでも、
犬や猫と変わらない一面を見せることがあったのです。
カラッツさんの写真はその事を証明した写真だったのではないでしょうか。
出典：Facebook
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