母猫に見捨てられた体の弱い子猫が出会ったのは最高の家と最高のお父さんだった…!

悲しい別れ

猫の出生時の平均体重はおおよそ90グラム前後なのにたいして、

『ウィニフレッド』の出生時の体重はわずか37グラム。

母猫は、小さすぎる彼を本能的に見放します。

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施設に保護されたウィニフレッドは、

一緒に見放された兄猫と共にエレンさんの家に迎え入れられることとなりました。

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エレンさんは子猫用の哺乳瓶を用意します。

しかし子猫達には大きすぎたので、赤ちゃん用のチューブで給餌をしました。

兄の死

このまま2匹が健康に育ってくれれば良いと願った矢先、ウィニフレッドの兄猫が死んでしまいました。

保護から2日後の出来事でした。

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毎日懸命にミルクを与え続けたおかげで生き残ったウィニフレッドの体重はみるみる増えていき、

14日後には90グラムに到達。

死んでしまった兄の分まで生きようとする姿に、エレンさんは感動します。

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保護から19日目。

同年代の平均体重に比べればまだまだ小さいウィニフレッドですが、

この頃から自発的にミルクを飲むようになります。

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ウィニフレッドが保護された後、エレンさんは保護したオスの成猫『ベニー』を家族として迎え入れます。

成猫のベニーはとても面倒見がよく、子猫のウィニフレッドを我が子のように可愛がりました。

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新しいパパ

ウィニフレッドは、優しく毛づくろいをしてくれるベニーのことを父親のように慕います。

彼らは一瞬にして親子のような絆を結んだのです。

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保護から43日目。

ウィニフレッドの体重は300グラムにまで増加。

それでも他の猫より小さめなサイズですが、ベニーに庇護されてすくすくと成長していきます。

そんなベニーとウィニフレッドの家に新しい兄妹がやってきました!

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白にまだら模様が入った子猫。

ウィニフレッドと年齢が近いこともあって、2匹は子猫とすぐに仲良くなりました。

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飼い主のエレンさんは子猫達の成長を願い、小さな帽子を作りました。

子猫達は飼い主のエレンさんや新しいパパのベニーに愛され、とても幸せに暮らしています。

https://www.instagram.com/p/BK1s1LBByPF/

出典:Instagram

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