犬と思いきや…
ある朝のこと、アメリカ在住のシャロン・ベルトッジさんは起床後に
自宅のポーチの植木鉢の陰に丸まっている毛皮の塊を見つけました。
かすかな鳴き声が聞こえます。
衰弱しきった犬だと思ったシャロンは動物保護施設に連絡をしました。
15分後に保護施設のスタッフが到着しました。
保護を開始したスタッフはその目を疑います。
犬と思っていたその動物は、なんと野生のコヨーテだったのです。
空腹で疲れ切った結果、シャロンさんの庭に住み着いたのでしょう。
プリンセス
コヨーテは本来、警戒心が非常に警戒心が強いので人間に近づくことはありません。
しかしこの保護されたコヨーテはひどい怪我を負っていました。
その怪我で方向感覚を失い、住宅地に迷い込んだとみられます。
このコヨーテは「プリンセス」と呼ばれました。
そして保護私設で治療を受け、十分な食事を与えられました。
自由な生活を満喫
充分に回復したのち、プリンセスは児童保護区に放たれました。
3匹のコヨーテは健康で幸せそうに、自由な生活を満喫しているようでした。
そんな姿を幾度となく見るようになり、保護施設の職員もとても喜びました。
プリンセスを保護した団体は、
野生動物の生息地に人間の脅威が絶え間なく忍び寄っていると警告しています。
人間活動による動物や自然環境への影響を見直すことは、
今後も重要な問題として1人1人が心にとめておかなければなりません。
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