北極圏のスヴァーバル諸島
日本から遠く離れた地、
北極圏に存在するノルウェーのスヴァーバル諸島は冬季の気温はー30℃を下回り、
夏季であっても平均気温5℃という極寒の土地です。
東京で例えるなら1月2月の平均気温でも5℃よりは高いですから、
いかに寒い土地なのかがよく分かりますね。
主な産業は石炭の採掘だそうで人口は約3,000人。
そのほとんどがロシア人とウクライナ人で、公用語はノルウェー語とロシア語です。
極寒の地に住みついた野良猫
猫といえば「ね〜こはコタツで丸くなる〜」と歌にもある通り、寒さに弱いイメージですよね。
実際、猫って冬はコタツの中にいますよね…。
のぼせてしまわないか心配になるほどです。
そんな猫が最低気温ー30℃を下回るほどの極寒の土地で、しかも野良として生きているのです。

この猫こそ、極寒の地に住む野良猫です。
この猫の名前は『ケシャ』。
あるロシア人が連れてきた猫だそうですが、詳しい事情はよく分かっていないようです。
それでもケシャは町の人々から愛されており、とても大切な存在となっているのです。
しかし、ケシャにはある重大な秘密があります。
それは、ケシャは猫ではなく『ホッキョクギツネ』だということ!
『えっ!?』と目を疑ってしまう内容ですが、まぎれもない事実なのです。
その理由は次のページにてご紹介致します。
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