最期の5ヶ月間で愛されることを知れた犬!必死な姿に生きることについて考えさせられる・・・

ルディのお風呂

ルディを保護した動物レスキューグループのカウンティ・ビルーさんによると、

ルディは人が触れようとすれば、頭からつま先まで全身をガクガクと震わせておびえていたそうです。

そしてルディを一時的に引き取った里親さんが、

ルディの体と心の痛みを和らげるために考案したのがラベンダーエキス入りのお風呂です。

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ルディの穏やかでうっとりした目の表情を見れば

、彼がこのお風呂をとても気に入っているのがよく分かります。

このお風呂を通して、ルディは人に触れられることに慣れていきました。

ルディの表情が、以前と比べてとても明るく生き生きとしています。

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ルディの幸せ

ルディは残念ながら、このお風呂の写真を撮影した5ヶ月後に死んでしまいました。

きっとルディにとって、この5ヶ月間は初めて愛されることを知った幸せな時間だったに違いありません。

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実は、ルディはクッシング症候群という病気で足の異常を抱えており、その異常は治せない状態でした。

さらには椎間板ヘルニアをも患っていたので、かなりの痛みを伴いながらいきていたのです。

ビルーさんは次のように語ります。

「ルディは、最終的に4本足全てが動かなくなってしまいましたが、

里親さんはそんなルディを抱えて色々な所に連れて行っていました。

でも、ルディの体の痛みを薬や治療でコントロールすることができなくなってきましたので、

辛い決断でしたがルディを見送ることを決めました」

今でもビルーさんは、

ルディにもっと愛されているという経験をさせてあげたかったと悔やんでいるそうです。

お風呂セラピー

ルディがお風呂でまったりしている写真は、ネット上でどんどん広まりました。

そして、多くの動物たちがそのお風呂で癒されています。

脊柱側弯症で歩くことができないピットブルの子犬ブラッドリーも、

「ルディのお風呂」ことお風呂セラピーを受けている1匹です。

こちらがブラッドリーです。

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ブラッドリーは、間もなく手術を受ける予定なのだそうです。

ルディは死んでしまいましたが、

ルディの残した「ルディのお風呂」や人々の思いは今もしっかりと残っています。

出典:BarkPost

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