1匹の犬に命を救われたハチドリ!自分を飛べるようにしてくれた命の恩人への感謝のしるしに心温まる・・・

横たわる小さな命

それは、エドさんがいつものようにレックスと散歩をしている時でした。

道の途中でレックスが突然立ち止まったのです。

そして道路の一点をジッと見つめるレックス。

よくよく見ると全身を蟻に覆われ、羽が無くなっている小さなハチドリが横たわっていました。

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「残念だけど、きっともう死んでいる」

そう思ったエドさんは歩き出そうとしましたが、レックスはその場を動きません。

倒れているハチドリをジッと見つめたままのレックス。

エドさんがもう一度ジッと見てみると、ハチドリの小さな体は微かですが息をしていました!

ハチドリを保護

エドさんはすぐにハチドリを保護し、自宅で手当てや餌などのお世話をしました。

エドさんとレックスの保護の甲斐もあり、ハチドリはゆっくりですが徐々に体力を取り戻していきました。

そして羽のない体からは次第に新しい羽が生え始めたのです!

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保護から約1年が経った頃、ハチドリは自力で飛べるまでに回復。

エドさんはハチドリを野生にかえすために、ケージの扉を開け放ちました。

ですが、ハチドリは一向に出ていこうとしません。

しかも外へ飛び立たずに、エドさんを驚かせる行動に出ました!

羽ばたく先は命の恩人

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ケージから飛んだハチドリは、なんとレックスの元へ。

新しい羽も生え揃い、いつだって広い空へと羽ばたけるようになったにも関わらず、

ハチドリはレックスのそばを離れようとはしませんでした。

エドさんが幾度となく外へ連れ出しても、その都度家の中へ戻りレックスの傍に戻るのです。

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それはまるで、自分を見つけて命を救ってくれたレックスのことがわかっていたかのようでした。

「初めは私がレックスを救い、今度はレックスがハチドリを救ってくれました。

そして、そのハチドリは私たちみんなを幸せな気持ちにしてくれたのです。

今回の出来事は、奇跡としか言いようがありません。」

当時のことをこう語るエドさん。

エドさんから始まった優しさの連鎖が、ハチドリにまで繋がったようですね。

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ハチドリは、現在もエドさんとレックスさんの傍を離れずに過ごしているそうです。

残念ながら、いつかは野生にかえる日がくるかもしれません。

ですがきっとその日が来るまでは、エドさんとレックスの傍に寄り添って幸せに生きていって欲しいですね。

出典:boredpanda

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