慎重に救出
2人は猫の救出を開始します。
女の人が緑のバケツにお湯を入れて来ました。
猫も寒くて限界なのか、助けてくれるのがわかるのか大人しくしています。
男の人が指示をして、慎重にお湯をかけています。
マイナス35℃ですから熱湯でなければ凍ってしまいますし、
猫に直接掛かるのは避けなければなりません。
何度も何度も、この作業を慎重に繰り返します。
2人とも素手で大変冷たいと思います。
根気よく作業を続け、やっと猫は救出されました。
震えてガタガタしている猫を、女の人は迷うことなくコートを脱いで包んでくれました。
本人もかなり寒いはずです。
救出の一部始終
この猫の救出劇が記録されています。
なんと7分以上、この作業をこのカップルはしていました。
お湯を空中に撒くと瞬時に凍ってしまう世界です。
寒いというよりも痛いくらいの冷たさで、よくこの猫を見捨てないで助け出してくれました。
2人は、この猫をすぐに動物病院へ連れて行きました。
この子は1歳ほどのまだ若い猫だったそうです。
今この猫は後遺症もなく、里親さんの元で元気に暮らしているそうです。
極寒の中であきらめず懸命に、小さな命を救いだしたこのカップルに頭が下がる思いがしました。
しかし、道で少しボーッとしていただけで、足が凍り付いてしまうロシアの寒さは、恐ろしいですね。
出典：YouTube
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