虐待の傷跡を再現した犬のぬいぐるみがたくさんの動物を救う!そこには虐待に負けなかった証が刻まれています・・・

受難

2015年12月、カナダはオンタリオ州のある畑に口と足を絶縁テープでぐるぐるに巻かれ、

横たわっている犬が発見されました。

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この犬の元飼い主が語るには、

この犬をアニマルシェルターに連れて行くということで60ドル支払って、

マイケル・ヒルさんという男に一任したそうです。

ところがヒルさんは、犬をシェルターに連れて行かずに吠えたり動いたりしないように、

絶縁テープで巻いて自然に死ぬようにと畑に放置したそうです。

結果ヒル容疑者は逮捕され、実刑2年の判決を言い渡されました。

ジャスティスのその後

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この犬は慈善事業団体「ウィンザー/エセッスク郡ヒューマンソサエティ」に保護され、

ジャスティスと名付けられました。

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ジャスティスは絶縁テープを取り除いても、

呼吸ができないうえに歩くのも困難な状態でしたが数か月かけて回復することができました。

しかし、絶縁テープがきつく巻かれていた鼻の回りの皮膚は剥がれ落ちて白い傷跡が残ってしまいました。

新しい生活

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2016年6月に、ジャスティスのことを絶対手放さないと固く約束した里親が決まりました。

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ジャスティスの新しい生活が始まります。

写真の中のジャスティスの表情は、生き生きとして生きることを楽しみ始めた様子がうかがえます。

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ジャスティスは慈善団体に保護されていた間に虐待を受けた犬の代表になり、募金活動に貢献していました。

団体の運転資金は寄付金で成り立っています。

そこで団体は虐待の傷を持つジャスティスのぬいぐるみを作って販売し、

虐待を受けている動物たちの救済の資金を確保することにしました。

悲惨な経験をしたジャスティスですが、

元気になった時の写真がとても生き生きとした表情になっているのがとてもうれしいです。

しかも、ジャスティスに愛情をそそいでくれる家族ができました。

これからは、新しい家族と楽しい日々を過ごしてくれるでしょう。

出典:the dodo

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