瀕死のザトウクジラ
マイケルさんのご家族が瀕死のザトウクジラを発見したのは2011年のバレンタインデーで、
場所はカリフォルニア湾でした。
発見した際、ザトウクジラはピクリとも動いている様子がなく死んでしまっているように思われました。
ザトウクジラにボートを寄せて様子を伺うと呼吸を確認でき、瀕死ながらも生きていることが分かりました。
もっと詳しく調査するためにマイケルさんはシュノーケルを装備し、
間近でザトウクジラの様子を観察することにしました。
すると、漁師が仕掛けた網に絡まって動けなくなっていたことが分かりました。
かなり弱っており、怯えているように見えたザトウクジラを放っておくことはできないと、
マイケルさん一家は網を切ってザトウクジラをを助けることにしました。
尾ひれ、胸ひれにひどく絡まった網を根気よく切っては手繰り寄せ、手繰り寄せては切り…。
およそ1時間にも及ぶ作業を一家で続けた結果、ようやく網を外すことに成功しました！
自由を得た感謝
「ザトウクジラを助けたぞ！」と喜んでいるマイケルさん一家。
自由になったザトウクジラは、きっと嬉しかったでしょう。
しかしながら、人間に対して不信感が芽生えてもおかしくない状況です。
そんな中このザトウクジラはすぐに逃げることはせず、
マイケルさん一家へ感謝の気持ちを見せるかのような動きを見せてくれたのです！
何度もマイケルさん一家の周りを飛び跳ね、大きな体で踊っているのかのようでした。
まるで喜びや嬉しさ、マイケルさん一家への感謝の気持ちを表現しているように見えます。
最後には尾ひれで「バイバイ」しているかのような仕草を見せてくれました。
素敵な奇跡
マイケルさんは、
「例えこの行動が私たちへの感謝でなくても、自由を得たことへの嬉しさを表現してくれたのでは」
と話しています。
ザトウクジラがどんな気持ちで飛び跳ねたのかの真相を知ることはできませんが、
マイケルさん一家のおかげでこれからも元気で過ごせるようになったのは事実。
そのことを実感したのかもしれませんね。
それでは、ザトウクジラの感謝のダンスを動画でご覧ください。
マイケルさん一家が飛び跳ねた時の水しぶきに巻き込まれるなどして危険な目に遭わないように、
しっかり距離を取ってから飛び跳ねいているように見えますね！
感謝や嬉しさの気持ちが伝わってきますね。
マイケルさん一家の親切な行動が奇跡を起こしたのだと思います。
心温まる動画ですね。
出典：YouTube
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