ベンベン
ある日、動物保護施設に1匹の野良猫が運び込まれてきました。
野良猫は他の大きい野生動物に攻撃をされたようで背骨が折れており、深い切り傷も負っていました。
そして、耳は怪我の影響で耳介血腫(柔道耳)となった状態でした。
その野良猫は「ベンベン」と名付けられました。
顔に余分な皮膚が多くあったせいか、ベンベンは常に寂しそうな表情をしています。
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保護される前のベンベンがどんな環境で生きていたのかは推測することしかできません。
しかしその酷い傷や絶望しきった表情を見れば、
どれだけつらい状況で生きてきたかは想像に難くないでしょう。
生きることを諦めたかのようにただ寝転んでばかりのベンベンに、
スタッフさんは安楽死させてあげた方が良いだろうと考えました。
しかし、その前日に思いもよらない奇跡が起きました。
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