愛くるしい子猫
運び込まれたその子猫を最初に受け取った施設スタッフは、
子猫があまりにも可愛らしい顔立ちをしていたことに
「家で猫は飼えないのに、思わず連れて帰りそうになるくらい可愛かったよ」と話していたそうです。
スタッフのハートを射抜いた子猫は、この施設でしばらく保護されることになりました。
問題は、子猫を引き取ってくれる優しい里親が見つかるかどうかです。
しかしスタッフの心配をよそに、子猫の里親を見つけるのにそう時間は掛からなかったそうです。
セーターで無敵状態
ある日のこと。
子供連れの家族がショップに来店しました。
お父さんは子供を連れて保護猫ゾーンへ。
しばらく保護猫を眺める親子に狙いを定め、
スタッフはハリケーンの最中に保護された子猫のことを話したのです。
すると親子はとても興味を持ち、実際に子猫と顔合わせをすることになりました。
なんとセーターを着た状態で御対面。
この姿に親子は瞬殺ノックダウン。
実は当時、肌寒かったということで子猫が寒くないようにと、
靴下に穴を開けて作ったセーターを着せてあげていたのだそうです。
元々可愛らしい顔立ちだった子猫が、さらに愛くるしくなるという無敵状態でした。
可愛いは正義！
セーター子猫と対面したお父さんと子供。
わんぱく盛りの子供は壊れ物を扱うかのような慎重な手つきで大事にセーター子猫を抱き、
お父さんはお母さんの元へ猛ダッシュ。
「ねぇ、猫飼っていい？いいよね？」とすごい勢いで交渉したそうです。
そして数分後、子猫用品をカートにいれたお母さんの姿がスタッフに目撃されました。
セーター子猫、おそるべし。
その時、とてつもなく大きくて高価な猫トイレを笑いながら運ぶお父さんを見たスタッフは、
「この家族ならセーター子猫を大切にしてくれるだろう」と安心したのだそうです。
スタッフさんの優しい気遣いのおかげで、無事里親も見つかるという素敵な結末。
これからもその愛くるしい姿で、家族と幸せに暮らしていって欲しいですね！
出典：LoveMeow
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