ジョーさん
アメリカにジョー・プレバンさんという、音楽とスポーツを愛してやまない青年がいます。
しかし、そのジョーさんはとある難病に悩まされていました。
それは腱鞘巨細胞腫という治療の難しい病気でした。
ジョーさんの症状はかなり酷く、完治させるにはジョーさんの左足を切断するしかありませんでした。
ジョーさんにとってはかなり辛いことだったでしょうが、
意外にもこの運命をポジティブに受け止めています。
なんと、手術で左足を切断する前に自身の左足に楽しんでもらう決意をしたのです。
ジョーの左足、最後の冒険
ジョーさんのお姉さんは、「ジョーの左足の最後の冒険」と名付けた写真のアルバムを作成しました。
それが次の写真です。
これから左足を切断される人が写っているとは思えない写真です。
左足の冒険の始めに、彼は他のこともしました。
それは左足の手術によって切断される箇所に、切り取り線のタトゥーを入れるという事でした。
ヴァージニアにあるタトゥーショップで切り取り線のタトゥーと共に、
「Please Cut Here(ここを切ってください)」という文字を入れました。
この画像が出た症例カンファレンスでは医師達が大笑いしたそうです。
こうして「ジョーの左足の最後の冒険」が始まりました。
ひたすら陽気
これはおそらく友人たちとの写真でしょうね。皆さん陽気です。
迷彩服を着た女性に銃で撃たれる仕草をしています。
とても足を切断しなければならない人とは思えない写真です。
今度は鳥と一緒です。
片足を上げて足がないように見せてますね。
これもおそらく友人との写真ですね。
逆立ちしながら足で支えています。
足を切断したらできないことですね。
手術の日
そして、とうとう手術の日がやってきました。
普段はとてもポジティブで明るいジョーさんも、さすがにこの時ばかりはとても緊張していたといいます。
そして手術は無事成功しました。
ジョーさんの左足は手術で切断され、なくなってしまいましたがそれでも彼はポジティブでした。
手術直後、足が無くなってしまったと何かのジョークのようにおどけるジョーさん。
普通の人であれば自分の足を切断しないといけない状況になったら、とてつもない絶望感に襲われると思います。
しかし、ジョーさんはそれをポジティブなものにしてしまったのです。
どんなに絶望的な状況でも、自分の気の持ちようでいくらでも変わるということが伝わってきます。
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