「私に構わないで!」この野良犬が保護職員を尋常じゃなく警戒していた理由に胸が震える・・・

ペチュニア

スタッフの方々は、小さな野良犬を何とか車の下から連れ出すことに成功しました。

この子は「ペチュニア」と名付けられました。

体を震わせて不安そうではありましたが、かなり落ち着いてきたようです。

まずは、一安心ですね。

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ところが、ペチュニアは必死で何かを探しているのか、また落ち着かなくなりました。

スタッフさんは体の調子が悪いのかと思い、ペチュニアの体に触りました。

その時、ついにペチュニアが異常に保護職員を警戒していた理由が判明しました。

ペチュニアのお乳から、母乳が出てたのです。

車の下を死守した理由

ペチュニアの必死な行動は、赤ちゃんがいたからだったのです。

スタッフさんは急いで保護した現場へ戻り、赤ちゃんを探しました。

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小さな鳴き声を頼りに、やっと赤ちゃんを発見。

その子はまだ生後2日目ぐらいの、目も開いていない赤ちゃんでした。

その後ペチュニアに立ち会ってもらい、他の子も探しましたが特にその場にはもう興味を示さなかったので、

ひとまずこの1匹をペチュニアと共に保護することにしました。

赤ちゃんと再会

親子は無事に再会しました。

どんなにペチュニアは安心したことでしょう。

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赤ちゃんは「ペタルズ」と名付けられ、ママのお乳をたくさん飲みました。

2匹を動物病院で見て貰い、命に関わる病気もなく一安心です。

親子のその後

2匹は現在、スタッフさんの家へ引き取られています。

ペチュニアもペタルズも元気に暮らしているそうです。

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ペタルズはこんなに大きくなりました。

もうそろそろ、里親に出そうかという時期だとのこと。

親子一緒に引き取られることが条件とされています。

この親子を引き離すことなど、誰にもできませんよね。

『Hope for Paws』の訴え

保護団体の方々は、LAの野犬や捨て犬が多い現状を訴えかけます。

捨て犬が多く、やがてその犬達が野良犬になる。

そんな状況で、救われない命が多いのが現状なのだそうです。

原因は悪質なペットショップが無計画に繁殖を行い、

売れ残った犬に避妊・去勢もせずに放置した結果だと言います。

これ以上ペチュニアのような子を増やさないために、避妊・去勢手術をちゃんとやって欲しい。

利益重視で命を軽視しないで欲しい。

また、こういう悪質なペットショップから購入しないで欲しい。

そして犬の受け入れを検討している方は、施設の子たちにも目を向けて欲しい、とのことです。

この問題は、アメリカだけではありません。

当たり前のごとく小さなケージに独りぼっちで入れられ、

見せ物のように仔犬を販売している日本のペットショップにも言えるのではないでしょうか?

この子達は、物ではありません。

大切な命が宿り、意思もある生命なのです。

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出典:YouTube

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