頻繁に買い物をしていくけど素行の悪い常連客を追い出した結果、予想だにしなかった展開に…！

常連客の正体

それから、池っち店長さんは話の続きを投稿しました。

池っち店長さんが追い出した常連客は中学生らしく、

まだ子供の彼らをそのまま放っておくことが出来ませんでした。

お金の出どころ

彼らは小学生に乱暴な口ぶりで接したり、隠れてトレードもしていたようです。

学生の割には大金を使った買い物だったため、怪しい金なのではないかとも疑われていました。

池っち店長さんは彼らが買い物をする度に、「なんでこんなにお金があるの？」と聞きました。

@k7ing 相手は中学生ぐらいだったと思います。彼等は小学生に乱暴な口ぶりで接したり、隠れてトレード（子供達の話によるとシャーク）もしていたようです。学生の割には金払いが良かったため、これは怪しい金なのではないか…と思い、買い物する度に「なんでこんなにお金があるの？」と→続き

— 池っち店長 (@ikettitencho) September 3, 2015

彼らは最初「家がお金持ちだ」と答えてくれて、池っち店長さんは信じようとしましたが、

それにしては気風が悪いのでやはり怪しく感じていました。

小さなお店とはいえ、自分の生活がかかった大切なお店です。

子供が間違った道に進んでいるかもしれないことを、「証拠がない」からといって放置したくありませんでした。

@k7ing 続き→確認していました。最初は「家が金持ち」と言うのを信じていましたが、どうにも気風が悪い。怪しい。こちらも生活が掛かった小さなお店です。売上としては大事でしたが、子供が間違った道を進んでいるらしいのを、「証拠がない」と放置したくありませんでした。→続く

— 池っち店長 (@ikettitencho) September 3, 2015

説得

池っち店長さんは何とかして彼らを導こうと買い物の度に話しかけてあげました。

「買ってくれるのは嬉しいけど、お金はもっと大事に使おうよ」とか、

「君と対戦してた小学生が泣いてたんだけど、中学生なら小学生に優しくする心の余裕を持とうぜ」など、

何とか説得しようとしましたが、「超うぜぇ」と言われるだけでした。

@k7ing 続き→なので買い物の度に、「買ってくれるのは嬉しいけど、お金はもっと大事に使おうよ」とか、「君と対戦してた小学生が泣いてたんだけど、中学なら小学生に優しくする心の余裕を持とうぜ」とか、拙いながら、なんとか導こうとしていました。
「超うぜぇ」と言われましたけどね。

— 池っち店長 (@ikettitencho) September 3, 2015

半年後

池っち店長さんは半年かけて説得しても駄目だったため、彼らを追い出すことにしました。

売り上げが損失する上に悪口まで広められるという、お店にとっての大打撃を覚悟していました

しかし、なんとお客さんが劇的に増えたのです。

お客さんから聞いてみると、それは意外な理由によるものでした。

「あいつらこの店の悪口言ってるけど、この店にはもう来ないんだな

って思ってここに来るようになった」

できすぎた作り話のようですが確かにあった実話です。

池っち店長さんはこのことによって、本当に大切なものは見えない所にあると学んだと言います。

続き→結果、何とお客様が劇的に増えたのです！嘘みたいですが本当。
意外な理由は、お客様から聞く事が出来ました。
「うん。あいつら、この店の悪口言ってるよ。けど、あいつら嫌なやつだし、って事は、この店にはあいつらが来ないんだなって思って、ここに来るようになった。」
→続く

— 池っち店長 (@ikettitencho) September 2, 2015

続き→できすぎた作り話のようですが、実話です。これは、僕の商売における原体験になっています。素行の悪くても常連は常連。追いだすと「失う」ものは目に見えている。だけど、本当に大切なものは、見えていない所にある。そこに投資しよう、信じよう、と思えるようになったのは、それからです。

— 池っち店長 (@ikettitencho) September 2, 2015

ネットの反応

池っち店長さんのこのツイートに対して、多くの方が池っち店長さんの勇気が素晴らしいとコメントしました。

@ikettitencho アメリカの某有名TCGも似たよう発見をしたらしいすよ。非常に玄人好みのカードセットを出したら、大会の参加率は高いのに売り上げが下がるという事がありました。それで大会に参加しない、メーカーが直接見ることができないカジュアル層の重要性にきづいたそうです。

— sharkraven (@sharkraven) September 3, 2015