死が目の前に迫っていた20歳の女性は、9月のクリスマスを夫と過ごしたかった!しかし数時間前、悲しい運命を知ることになる・・・

再び二人を襲う病魔

ダルトンさんが手術から間もなくした頃、リンパ腺に異常が出て肺のウイルス感染症を起こしてしまいました。

それはとても深刻なものでした。

ダルトンさんは、自分に残された時間がもう長くはないと悟ったのです。

そんな彼の望みはただ一つ、「最後にもう一度だけ妻に会いたい」、ただそれだけでした。

しかし、ダルトンさんの感染しているウイルスはとても感染力が強いもので、

同じ病気をもつケイティさんと一緒にいることはケイティさんの身にとってもかなり危険なものでした。

そのため医師から許可が降りませんでした。

するとダルトンさんは、その判断を受け入れました。

愛する妻を危険な目にあわすことはできなかったからです。

しかし、ケイティさんはそんなリスクを恐れようとはしませんでした。

長くて悲しい人生より、短くても幸せに生きられる人生を望んだのです。

そしてケイティさんは、ダルトンさんを自分の住んでいるケンタッキー州に招きました。

心から愛してるわ、ダルトン。

壁にぶち当たっても私たちなら乗り越えられる。

あなたの妻ケイティより

そんなケイティさんの体も悪化していました。

移植された肺に体が馴染まず、拒絶反応を起こしていたのです。

医師たちにもう手立てはなく、最悪の状況を覚悟してほしいと家族に告げました。

ケイティさんは、12月まで生きられるかどうかすら定かではなかったのです。

9月のクリスマス

そんな中お互いの家族はケイティさんとダルトンさんの、

「最後のクリスマスを一緒に祝いたい」という願いを叶えてあげることにしました。

そして2016年の9月にクリスマスを祝うために、

お互いの家族がクリスマス休暇を数ヶ月前倒しで行使することにしたのです。

そして両家は準備を整え、ダルトンさんも妻にあう準備をはじめました。

そして、あとは出発するのを待つのみとなっていました。

もう少しで出会える二人。

しかし、ダルトンさんはケイティさんのところへ行くことが出来ませんでした。

9月17日午後、病気による合併症でダルトンさんはその生涯を閉じました。

ケイティさんは最後までビデオチャットを通じてダルトンさんの声を聞き、

ダルトンさんをどれほど愛しているか伝え、ずっと見守り続けました。

しかし、ケイティさんが夫であるダルトンさんのぬくもりを感じることはできませんでした。

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ケイティさんは予定通り、9月にクリスマスを祝いました。

しかし、そこにダルトンさんはいません。

そんな中、ケイティさんはこういったそうです。

「もうすぐ彼に会える」

そしてその言葉通り、ケイティさんはダルトンさんの後を追うように、

夫が天国へ旅立ってから5日後にこの世を去りました。

さよならを待つふたりのために

ケイティさんとダルトンさんの人生はまるで、

『さよならを待つふたりのために(”The Fault in Our Stars”)』を思い出させます。

これは映画化もされた2012年のジョン・グリーンのベストセラー小説で、

死から逃れられない病気を患った主人公ヘイゼルとオーガスタの愛を綴った物語です。

この主人公たちのように、

ケイティさんとダルトンさんはお互いを見つけ、愛し合い、短くて儚い人生を送りました。

人生で最も純粋なものである本当の愛を、20歳という若さで見つけた二人。

この二人の物語を悲しいとみるか、幸せだとみるかは難しいところではないでしょうか。

しかし二人が再び出会い、今度こそ一緒に、幸せに暮らしていることを願うばかりです。

出典:Facebook

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