恐怖
犬は喜ぶと尻尾を振るなど、挙動の一つとして尻尾で感情を表現する生き物です。
ニヤは発見当時、尻尾が下がりきった状態で救助に当たった人が彼を抱きかかえることで、
やっと犬小屋の外に出られる状態でした。
人間に対して強い恐怖心を持ってしまったニヤ。
室内に入ってもすぐに部屋の隅へ隠れてしまう、そんな状態でした。
2日目の夜
保護されて2日目。
その夜、保護シェルターの職員が彼に手を差し伸べると、なんと彼があごを手の上に乗せてきたのです。
2日目の夜までかかって、やっと彼は心を開こうとしてくれたのです。
これを機にニヤの表情は、柔らかく明るい感じに変わっていきました。
今では保護シェルターの職員を見つけると尻尾を振って喜ぶそうで、
元飼い主に植え付けられた心の傷も徐々に癒され、新しい家族を見つけるための準備が見つけられているとのこと。
ニヤが一刻も早く、新しい家族と共に安心して幸せに暮らせる日が来るといいですね。
出典:The Dodo
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