鎖に繋がれ、飼育放棄されていたピットブルは4年間ずっと独りぼっちだった・・・

ピットブルのケーン

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ノースカロライナ州で4年間にもわたり、鎖で木につながれたままだったピットブル。

名前はケーンと言います。

木につないだまま、飼い主は飼育放棄していました。

幸いなことにケーンの食料と水は、近所に住む心優しい女性が面倒をみてくれていました。

しかし、ここからさらに悲惨なことが発覚します。

ケーンがつながれていた土地は、飼い主の土地ではなく親戚の所有する土地だったのです。

飼い主は飼育放棄の上に、ケーンを他人の土地に置き去りにしていたのです。

そこで食料の面倒をみていた女性が、動物保護センターに連絡を取りました。

ケーンの状態と問題点

ケーンの健康状態をチェックしたところ、長年の飼育放棄のせいで彼の毛と皮膚は荒れた状態でした。

その上彼の体内には、寄生虫が住み着いていました。

彼の治療を続ける上で、ケーンの治療費は誰が支払うのか、

彼の受け入れ先はどうするのか、という問題がありました。

現在のケーン

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幸いなことに今、ケーンは優しいボランティアによって保護されているそうです。

そして、新しい飼い主さんが現れるのを待っているとのこと。

さらに、ケーンは、鎖で木にしばられていた悲惨な生活から新しい生活を始めるにあたり、

「チャンス」という新しい名前を与えられました。

一番心配な点は、チャンスが今まで一度もペットとしての生活をしたことがないことです。

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新しい飼い主さんと出会えたとしても、チャンスがペットとして生きていけるかが気がかりです。

でも、動画を見ればチャンスはとても人懐こい性格の様子ですので希望が持てます。

選べないペット

飼い主はペットを選べても、ペットは飼い主を選べません。

ペットの命は、飼い主の手の中にあります。

あまりにも安易にペットの命を私たちは扱っていませんか?

よく耳にするのは、クリスマス以後に不要になったとして捨てられるペットが多いということです。

クリスマスのプレゼントとしてペットを購入し、

買ってプレゼントにしたけれど手間がかかるからとして捨てるというものです。

今回のピットブルのチャンス、近所の心優しい女性が食料や水の面倒をみてくれていたから命がありました。

この女性が居なければ、チャンスの命はなかったはず。

ペットを飼う前には良く考え、命をあずかる自覚を持ちましょう…。

出典:Facebook

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